秋谷の海を一望できる 和風の一軒家リラクゼーションサロン
アロマセラピーサロン ステラマリス
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殺菌消毒について

ドラッグストアで空っぽの棚を見ると、9年前の震災の時を思い出します。マスク、アルコールなどの消毒剤、アルコールのウェットティッシュ、そしてトイレットペーパー‥‥ 我が家はたまたま箱マスクの予備や、サロンをやっているので消毒剤もアルコールのウェットティッシュもストックがありました。トイレットペーパーはちょうどなくなったので生協で先週頼んだばかりでした。医療関係者や疾患がある方など、本当に必要な方々が入手に困るような事態は困りますね。

今日はこんなご時世に役立つ二つのものをご紹介します。

先日サロンにお見えになったお馴染みのお客さまが、勤務先で至る所にアルコールの消毒剤があり、頻繁に使用することが推奨されているゆえ指先が荒れて困ると仰っていました。アルコールは消毒の過程で皮脂も取り去るので、その後保湿しないとカサつく一方です。セラピストも職業柄お客様に触れるたびに必ず手指消毒をしますし、でも肌に触れる手前ガサガサである訳にも行きません。色々なハンドクリームを試した結果、これに行き着きました(写真左・キスミーのハンドクリーム)。無香料で伸びが良いのにベタつかず、水にも割と負けないので肌表面の滞留時間が長い気がします。気に入ってもうかれこれ10年以上使用しています。ドラッグストアで買えるお手頃価格なので惜しみなく使用できるのも長続きしているポイントです。

もう一つは自作の殺菌消毒スプレーです。アルコール系消毒剤が品薄なこういう時に重宝しますのでぜひ作ってみてください。運転される方はハンドルの殺菌用や車内の空気清浄でスプレーしたり、外出時も手が触れるところをサッと殺菌したい場合に持ち歩くと便利です。作り方はとても簡単なので、ぜひ。

<材料>
スプレー容器 50ml (100円ショップで買えます)
アルコール(無水エタノール、消毒用オキシドール。なければウォッカでもOK)
水(精製水、水道水)
(あれば)殺菌消毒作用のある精油(ティートゥリー、ユーカリ、ペパーミント、シトロネラなど)

<作り方>
スプレー容器にティースプーン一杯(約5ml)のアルコールを入れ、精油を12滴投下、軽く振って混ぜる。
水を45ml入れスプレーノズルをしめ振って混ぜる。

  • アルコールの割合が多いほど殺菌消毒度も揮発性も高まります。確実な殺菌消毒のためにはアルコールが60%であることが推奨されます。上記のレシピでは皮膚刺激を想定して10%にしてありますので、ご自身の肌によって調節してください。60%にするためにはティースプーンで6杯(約30ml)を入れれば良いでしょう。
  • 精油は入れなくても良いですが殺菌消毒作用のあるものを使用すると効能も相乗効果が期待できますし、香りも良いですね。
  • 水を使用することで劣化もしますので使いきれる量ごとに作るのをお勧めします。

今回は消毒殺菌の観点からのレシピでしたが、春ですので春らしい華やかな香りの精油を使って同じ作り方で作ってみても良いですね。カモミール、ラベンダー、ゼラニウム‥‥香りをまとえば、鬱々とした世の中でも春の気分です^ ^